Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2002年2月22日(金) 「春」

春に生まれた私は、なぜだか、春には「わたしのき・せ・つ!」的な強い思い入れがあります。特にいい想い出があるわけじゃないけれど、なんだか、「再生」できそうな気分になってしまう春ってすごい。最近、近所の家の塀からはみ出していた寒桜が、濃いピンクのつぼみをつけて通りを彩っているのを見つけ、とても幸せな気分になりました。あー、春ってやっぱいいなー。(T)

春と言えば、今、私は春になったらやりたいと思っている事があります。それは、ポカポカ陽気のもと、芝生の公園でフリスビー。葛西臨海公園なんて、いいですねぇ。単純に、先日出席した友人の結婚式2次会のビンゴで、フリスビーが当たったからなのですが。あえて自分から買おうとはしない物ではないですか? でもいざもらったら、なんだかとっても楽しそうで、お弁当を作って!とか色々妄想をしつつ、あったかーい春が来るのが待ち遠しいのです。でもこんな私の妄想に付き合ってくれる人はいるのでしょうか・・・ウチの犬連れて行こうかな。(ky)

学生時代、私は英語による演劇部におりました。いわゆるESSのドラマセクション、というところで、毎年秋に向けて4大学英語劇連盟主催の大きなプロダクションを運営しておりました。自慢は3年連続優勝したこと。お題は、春で秋じゃありませんよね。実は、その英語劇の中で登場人物がくしゃみをしまくる、というシーンがあり「Hey, I think he has hay fever!」というセリフがありました。その時私たちは頭を付き合わせて議論したのでした。「ヘイフィーバー、というのはなんなんだ?」「どうやら春先に花粉が飛んでくしゃみがでる、という病気らしい」「へー、アメリカって辺な病気があるんだねー」なんて話していたのが25年前。いまや日本では、花粉症は5人に1人と聞き、ふとその時の空気を思い出したのでした(K)

先日、シャワーを浴びた後、お風呂場から一歩外に出たときの空気が違って、「ああ、もう春だ」と思いました。そして、もう厚いコートはいらないのねと、妙にさびしくなりました。私、寒い季節が好きなんですよね。「寒ーい」とか言いながら、コートの襟を立ててマフラーをグルグル巻きにして歩くのが好き。それにたくさん歩くと体がぽっぽとあったかくなってくるのも好き。でも、夏も好きなんです。だらだら汗が流れるような暑い夏。だからね、春とか秋は中途半端な気がしていました。でも、今年、しみじみ思いました。こうして季節が流れるから寒い冬も暑い夏も楽しめるんだなあと。こんな風に四季をありがたく思うなんて、やっぱり年をとったのかしら、、、とちょっと複雑な気持ち。(C)

itoh.comトップ > エディターズ・ルーム > 2002年バックナンバー

go Pagetop