Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2008年3月21日(金) 「香り」

昔は香りのある化粧品や香水を使っていましたが、今は無香料でないと使えなくなりました。今でも香水の香りがする人の近くに行くとふわっとした幸せな気持ちになるのですが、自分自身は使っていません。そこで「香り」といってまず思い浮かぶのが、コーヒーの香りです。といっても淹れてから時間の経過したコーヒーの焦げ臭い香りではなく、淹れたて限定です。コーヒーは大好きで、1日3杯、必ず飲みます。3杯より少ないと何かが足りない気がして、3杯を超えると罪悪感を感じるから不思議です。朝、1杯のコーヒーを淹れるその時間、その香りで満たされる空間が今の私にとっての最大の幸せでもあります。街を歩いていて、どこからともなくコーヒーの香りがすると、突然、コーヒーが飲みたくなります。中毒に近いものがあるのかもしれません。私はタバコを吸わないので、禁煙できない人の気持ちが理解できなかったのですが、コーヒーを止めることを想像すると、いかにそれが大変か、わかるような気がします。(M)

人間誰もが好きな香りと嫌いな香りがある。私も例外ではない。例えば混んでいる電車の中で、ニオイのきつい香水をつけた人と隣り合ってしまうと辟易としてしまうし、逆に果物屋の店先の香りだと心が豊かになる、私が果物屋の香りが好きなどと書く気持ち悪さは除いて。とはいえ好き嫌いを超えて、香りに強いこだわりを持つ人はどれだけいるだろうか。ほとんどの人は持っていそうだ。私もまた例外ではない。硫黄の香り、いやニオイに強いこだわりがある。私は温泉好きだが、なかでも硫黄泉が好きだ。埼玉はスーパー銭湯天国だが、硫黄泉となると近くても箱根や草津、奥日光に行かないと出会えない。年に1回いけるかどうか。もっと硫黄のニオイをかぎたいということで、入浴剤の出番である。以前、白骨温泉をその名の通りに白く濁らせたことで有名になった草津温泉ハップという入浴剤を一回分もらって、自宅の風呂に投入したところ感動した。湯の花でもいいが、草津温泉ハップの方が強烈だ。この感動をもう一度と思っていたが草津でしか手に入らないと思って半ば諦めていたところ、「六一○ハップ」というものが地元のドラッグストアにも置いてあった。さっそく購入してみると、草津温泉ハップと変わらない濃厚な硫黄のニオイが・・・満足である。ただ風呂釜を傷めるので、入ったらすぐに風呂を洗わなければならないのが面倒で、時間に余裕のあるときしか試せないのが難点だ。もし私が硫黄臭かったら「六一○ハップ」を楽しんだだけで、決してオナラをしたと勘違いしないでもらいたい。(HK)

香りというとシャンプーを買うとき気にするくらいで、たいして興味が無かったのですが、数年前のある日突然、バラの香りが大好きになりました。きっかけは、友人からプレゼントされたドイツの自然化粧品メーカーの野バラの香りシリーズでした。化粧水やクリーム、石鹸、バスミルクなど、どれもとてもいい香りで、それ以来、他のメーカーの野バラシリーズもいろいろと試しています。バラの香りが好きだと周囲に話していたら、別の友人が誕生日に大きな瓶に入ったバラの香水をくれました。普段は香水をつけないので、なかなか減らないなぁ~と思っていたのですが、とても良い使用法を発見。眠る前に後ろ髪にシュッとひと吹きするのです。朝にはシャワーで洗い流してしまうので、贅沢な使い方かもしれませんが、こうすると、うっとりしながら眠りにつくことができます。(MT)

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