Editor's Room

itoh.com の舞台ウラをリアルタイムにご報告します。

2017年1月27日(金) 「厄年」

ただの迷信に決まってる、そう思い続けて今まで生きて来た。ただどうもおかしい。こんな立て続けに、怪我に病気に、身内や友人の不幸は起こるものなのか。正直、もううんざりである。帰り道に犬のフンを踏みつけるような不幸とはまるで訳が違う。明日を生きるわが身を憂いるとは、戦国武将であれば遺書の一個や二個書くレベルである。何はともあれ、新年気分でやっとこと復帰した今、次にやるべきは厄払いである。今日は旧正月の初日。正月の初詣行かなかったくせに、中華街の神社でお祓いして貰えば間に合うのでは、という浅はかな考えこそ、ただの迷信として終わってしまう気がするのである。従って、今日の昼食は特大の唐揚げを食べて先輩方が盛大に厄を払ってくれた。笑う門には福来る。これで今年も大丈夫。新年快乐。皆様、よい週末を。(N)

正月休みの災いによってエディターNはしばらく出社できず、ようやく先週復帰したと思いきや、今度は私がインフルエンザですれ違い、私が今週復帰したら今度は彼がインフルエンザに罹り、1月最後の金曜日である今日、やっと彼と新年の挨拶を交わした。あけましておめでとう。我々は旧暦で生きている人間かもしれない。世界のあらゆる厄を一身に背負っている一人戦うエディターNを横目で見るにつれ、前厄である私は戦慄するのである。絶対に厄払いに行こう。ここに強く決意を表するものである。(HK)

厄年のころ、厄年という概念もなく、特にお祓いに行くこともなく、普通に生活していた。きっとあれはまだ(今より)若くて、健康だったからだろう。それから無慈悲に流れる年月を経て、いろんなところに不調をきたすようになった。今、今年が「厄年」と言われると、妙に納得しそうである(が、実際は厄年ではない)。考えてみれば、神仏といったものを若いころよりも大切に思うようになった。今なら率先してお祓いにも行きそうである。これは年のせいだろうか。そのうち、演歌を聞いて、しみじみするようになるのかもしれない。(M)

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