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2008年04月01日

テレビ出演

先日父は、ごきげんクリニックの取材で、テレビ出演しました。
キレーションの効果について、色々とインタビューを受けました。

この写真は誕生日に、父と母、
それに向島に住んでいる友達を誘って、
父の大好きな「大黒屋」に天丼を食べに行ったときの写真です。

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いつだって、浅草に行くと父はごきげんです。
家に帰ってきてからも、
 「今日は良かったね」
 「やっぱり、気分がいいねー」
なんていいます。

人間に意志はあるのか

インタビューを受けると、
「どうして事業を起こしたのか?」
「コーチングをやろうと思った動機」
について、質問を受けることがよくあります。

とりあえずお話はしますが、実はそう定かなものでもありません。
人は何かしらのストーリーを求めますが、
そういうものがあるわけではないのです。
気づいたときには、すでにそちらの方向に向かって動いている
と言った方が正しいように思います。

ベンジャミン・リベットのマインド・タイム――脳と意識の時間
(下條信輔訳,岩波書店; Benjamin Libet: MIND TIME
-The Temporal Factor in Consciousness,
Harvard University Press, 2004)
という本には、彼の脳に関する実験から得られた
興味深い事実が書かれています。

第一は、人間はできごとが実際におきた約0.5秒後に
はじめてそのできごとを意識することができるということです。
そのときに、0.5秒前におきた出来事として
意識の方で時間を補正をするとのことです。
たとえば、自動車の運転の最中に
突然子供が道路に飛び出してきたときに、
その0.5秒後になってはじめてそれを意識できるのです。

ここで興味深いこととして、飛び出してきた0.15秒後に
(0.35秒ほど意識に先立って)
実際にはブレーキを踏んでいるそうです。
その原因は、ブレーキを繰り返し踏むという
日常的な訓練によって、
無意識のうちにブレーキを踏むことができる回路が
脳に生まれるからであるとのことです。

第二は人間が自由意志に基づいて行為をおこなう場合に、
自由意志を発動する約0.55秒前に、既に無意識のうちに、
そのはたらきが始まっているということです。
しかしそれを意識することなく、0.55秒経過した後で
自由意志を発揮するのだそうです。

リベットは意識や自由意志を重んじる
欧米の人間理解に合わせるために、
この現象について、
脳全体にニューロンの活動場が生まれて
意識と無意識を包んでいると解釈しています

つまり、自由意志とは、何かを始めるために働くのではなく、
それはすでに始まってしまっている。
そのちょっと後から理由をつけていると考えたほうが
正しいようです。

唯一人間にある自由意志とは、
それを、「止める」ことにだけ機能するのかも知れません。


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