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堀越正男

[No.61]  堀越正男のおすすめ
惨敗―2002年への序曲』、『2002FIFAワールドカップ 公式ガイドブック
『惨敗―2002年への序曲』 金子達仁 著(幻冬舎文庫)
『2002FIFAワールドカップ 公式ガイドブック』 講談社MOOK


『惨敗―2002年への序曲』

「1勝1敗1分」という一言を聞いた瞬間、著者は3戦全敗を覚悟した。国と国との代理戦争とさえよばれる4年に1度の大イベントだ。戦争にのぞんで、がんばりさえすれば負けても引き分けても良いと、チャレンジ精神を無視したような発言をする大将・将軍がどこにいるだろうか。しかも初出場の後進国の分際でだ。

なぜ彼らは、いや日本は、いや我々は勝てなかったのか? 圧倒的に経験が不足している監督の就任、決定力不足を知りながら直面されなかったもの、組まれたテストマッチのおそまつさ等々、怠惰で無自覚な指導者や協会幹部への実名での批判は挑戦的だ。それを容認したマスコミと我々へのフィードバックも加えて、ときに感情過多とも思える1行1行に、著者のこの競技への愛情がほとばしる。

結果として的中してしまった著者の予感だが、4年前の惨敗のあやまちを繰り返さず、今日まで我々はやってこられたのだろうか? その結果はあと数週後にでる。ジョホールバルからトルシエ新監督決定までをリアルタイムで綴った本書。今だからこそ読んでおきたい一冊だ。

『2002FIFAワールドカップ 公式ガイドブック』

楽しく観戦するための予習に『公式ガイドブック』は欠かせない。両開催国首脳や連盟首脳によるお言葉からはじまり(その辺りにころがっている退屈なホームページのような…)、注目選手への新鮮味のないインタビュー、おきまりの各国選手のデータ集等々、“公式”という名に恥じない型どおりの構成だが、何よりプレーの一瞬一瞬をとらえた写真がすばらしい。読み物としては、トルシエ、ヒディンク日韓両代表監督の対談が、両国の現状を映し出して、圧倒的におもしろい。テレビ観戦のお供にもぜひ1冊お手元にどうぞ。


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