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本間正人

[No.64]  本間正人のおすすめ
マルチ能力が育むこどもの生きる力
トーマス・アームストロング著、吉田新一郎、梅林裕美訳(小学館)


ハーバード大学の教育心理学者ガードナー(Howard Gardner)は、人間のもつ多面的な能力を認識する枠組みとして「マルティプル・インテリジェンス」(Multiple Intelligences)の理論を提唱しています。つまり、人間には、以下の8つの領域の能力(本間は「ちから」と訳しています)があると考えています。

    1 Linguistic 言語
    2 Logical-Mathematical 数・論理
    3 Spatial 空間
    4 Bodily-Kinesthetic 身体
    5 Music 音楽
    6 Naturalist 自然
    7 Intra-personal 内省的
    8 Inter-personal 対人関係

知育重視の学校教育の中では、言語、計算、論理といった部分が強調されがちで、IQテスト(知能検査)もこれらの領域の単位時間あたりの正解率に基づいて算出されるわけですが、決して、ある人の能力の全体を示す指標ではありえません。これまでなぜかガードナーの翻訳は出ていなかったのですが、「地域の国際化」「エンパワーメント」を手がけてきた吉田新一郎氏が、普及版とも言うべきこの本を翻訳しました。

アームストロングのこの本は、ガードナー提唱の「マルチ能力」理論を教室で実践するための手引き書で、文部科学省が推進する総合的な学習の実践にも役立つことが期待されています。

数年のうちには、日本の教育界でも、1つのスタンダードとして取り扱われていることが予想され、そういう意味では、人材開発関連の人にとっては必読の書と言でしょう。


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