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読字障害について
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ADD 注意欠陥障害

症状:

    集中力の欠陥、学校であるいは読書をすると疲れる、好奇心旺盛、取り乱し易い、衝動的、秩序を乱す、遅刻魔である、一貫性がない(ある日できた事が次の日には出来ない)、指示に従う事が出来ない、前もって計画をたてない、自分の番を待てない、他の人と関係を作ったり続けたり出来ない、話を聞いていないようにみえる。

    ※ ADDの人はこれらの症状を全て示す訳ではないし、常に現れる訳でもない。

原因:

  1. 「注意を払う」事は簡単だが、「集中」する事は非常に困難である。人が注意を払っている時というのは、周りの環境、全てに気がまわる状態にある。人が集中している時というのは、その人の意識が全てその環境の中で1点に絞られているのであり、集中しすぎると棒暗記になったりひどく疲れたりする。
  2. これらADDを持った人達が秩序を乱すときは、彼らの体内時計はスピードをあげていると言える。(これは実際は1分のところを彼らは2分間のように感じて耐えていることを意味する)また逆に体内時計が遅くなる事もあり、彼らにとっては時間の方が「飛んでいく」様に速くすぎていて、それが遅刻の原因となっているのである。
  3. 退屈は大きな原因になることがある。というのも読字障害/ADDの人は映像で考えるからである。(200〜2,000倍「言語的」思考よりも速いと言われている)もし退屈なことが起きると、
    1. 秩序の乱れがクリエイティブな想像力へと変わる(白昼夢)
    2. 注意をもっと面白いことへ向けていく(無秩序あるいは怠慢)
  4. 方向感覚を失う事も衝動性、非一貫性、無秩序においては大きな原因になっている。

改善方法:

  1. ADDの患者が、自分が秩序を乱していることを認識することが出来るようになって、正し方を自分で学ぶようになること。
  2. ADDの患者が、彼らの自然な時間のゆがみをコントロール出来るようになること。
  3. ADDの患者が、(学校をもっと楽しくて意味のあるものにするために)、特化した才能を学習にどう使うか教えてもらうこと。
  4. ADDの患者が、順番の意味、時間の意味、そしてその他適切な概念について学ぶこと。

参考資料:
http://rockypointacademy.com/correction.htm
LD用語集(英和) http://www.amy.hi-ho.ne.jp/yamaokash/ldword01.htm

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