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読字障害について
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子どもに自信を付けさせる

学習障害をもつ子どもは、コンプレックスを持ったり、自分に自信がなかったりする、学べる能力があるにもかかわらず上手く勉強できなくなったりします。ここでは、学校生活で子どもに自信をつけさせるために、先生にできるティップスを紹介します。

リスクを犯すことを恐れないこと

  • 子どもがゴールや戦略を明確にすることを手助けする
  • ゴールの設定が現実的で達成できるものかどうか確認する
  • 成果をいつでも評価できるように準備している
  • 子どもが成功することを応援する
  • 自発性と変化を受入れ、柔軟的に対応する、学習環境をつくる
  • 成功ばかりでなく、努力や忍耐に対しても褒めてあげる

勉強する時、子どもがフラストレーションを感じたら助けてあげる

  • 分かりやすく、やさしく(怒ってはいけません)そのときにフィードバックする。
  • 全体的なフィードバック、そして特定の行動に対するフィードバックと両方する。また社会的な行動レベルの情報も含めて伝える。

個性を理解する

  • 人は2人として同じ人はいないということを覚えておく。子どもが効果的に学ぶためにその子にあったフィードバックの仕方は何千とある。
  • 静かな部屋で勉強したいと思っている子どももいれば、音楽を聴いて勉強をしたいと思っている子どももいる。このように子どもによって、最善の勉強の方法は異なる。

理解することに時間をかける

  • 褒め、ポジティブな力づけ、建設的なフィードバックをする。
  • 子どものプライバシーの権利を尊重する。
  • 良き「聞き手」となる。

いつもユーモアを忘れず、躊躇せずに言ってみる

  • ユーモアは、嫌な気持ちや失望感を和らげることに効果的である。
  • 日常生活には、“学ぶ機会”が豊富にある。イマジネーションを使って創造的になろう。

話し合うことは、よい関係を生むことを子どもに教える

  • 先生と子どもは、コミュニケーションをすることでお互いのことが分かってくる。そのためにお互いが質問をし合うことが必要であることを理解する。
  • 会話にはエネルギーがあることを子どもに理解させる。それと同時に、子どもが困っていて、誰かに助けを求める前に、自分が何を必要としているのか明確にするようにさせる。
  • このプロセスで、感情について教える機会を逃してはいけない。お互いが歩み寄ることが重要であると理解させる。

いいモデルとなる

  • 何かを決める時には声に出して考える。
  • 間違いを犯すことを恐れてはいけない。戦略を立て直すことは、日常生活の中で学ぶことのできる最も優れたツールだと考えている。
  • 両親は先生にとってよきパートナーになる必要がある。両親、先生、そして他のスタッフ間での積極的なコミュニケーションは子どもが最善を尽くせる状況を創り出すことになる。

子どもの権利を承認する

  • 子どもはときに、自分の行動や態度にでるような強い主張を持っていることがある。子どもの感情や要求を明確にしてあげることを手伝おう。
  • 問題や気がかりについて客観的に話し合う。そして効果的な変化を期待できる、パートナーにそのことを話す。

子どもに期待しつづける

  • 両親、子ども、そして先生の間に、学習面および行動面のゴールについてコンセンサスがあることを明確にしておく。
  • 子どもへの期待が年齢やその成長のレベルにふさわしいものかどうかを常にチェックしておかなければならない。

参考資料:
http://www.ld.org

読字障害のチェックリストはこちら

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