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読字障害について
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学習障害の映画「マイ・フレンド・メモリー」−主人公は失読症−

年末年始の休暇の計画はもう立てましたか?今年は興味の無いテレビ番組をなんとなく見るのではなく、今からご紹介するビデオを観てみませんか?

98年にアメリカで制作された「マイ・フレンド・メモリー」は学習障害(失読症)の13歳の少年マックスと、モルキオ症候群という難病に冒された同級生ケビンが主人公の映画です。原作は、Rod Philbrickが93年に出版したベストセラー小説「Freak The Mighty」。

体が非常に大きいのに学習障害のせいでいつもいじめられ、内向的なマックス。そんな彼の家の隣に少年が引っ越してきます。その少年ケビンは、骨が成長しないという難病のため体が小さく、松葉杖の生活をしていました。しかし頭脳明晰で物怖じしないケビン。そんなケビンはマックスが受けている読書クラス(学習障害児のための補習授業)に先生としてやってきます。そこから2人の物語が始まります。

読書家で想像力溢れるケビンはいわば“頭脳”。かたや、読み書きは苦手だけど誰にも負けない体力の持ち主マックスは“足”。そんな2人が協力しあい、様々な困難を克服していくようすは胸を打たれます。自分を卑下するだけだったマックスは、少しずつ勇気と自信を得ていきます。人との“違い”が“武器”となり、自分の存在感に目覚めるマックス。ケビンとの友情を通しマックスが、自分自身の中の“武器”に気付き、自分自身を発見していく…。これが本作品のテーマです。

この物語はフィクションで、学習障害の本筋にせまった作品とは言えないかもしれません。しかし学習障害を持つがゆえに、自分をだめだと思い込み本来の自分が持っている素晴らしい能力を引き出せないでいる“マックス”が大勢存在しているのではないでしょうか?引き出すきっかけやタイミングは人それぞれ。この映画が誰かのきっかけになればと思います。

詳しくはこちらをご覧ください。

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