学び方がわかる本

今週は興味深い本をご紹介します。

俳優のトム・クルーズは、この本と出会うことによって学習障害を克服したと言われています。また2003年８月28日に小泉首相を表敬訪問した際にも、メッセージ付きでこの本をプレゼントしたそうです。「私が小さいころに体験してきたことを、他の人に味わって欲しくありません。私は子供たち自身が、それぞれ人生の問題を解決できるようになって欲しいのです」とトムは語ります。この様子は翌日29日の日本テレビ「ズームインＳＵＰＥＲ」でも放送されました。

「学びかたがわかる本」というこの本に対して、元文部科学省・主任調査官、東京大学講師の小笠原林樹氏から次のような推薦のことばが寄せられています。

「学ぶ」ということは学校の教科、お稽古ごと、スポーツの訓練、社会に出てからの仕事の習得など、すべて「学ぶ」ことです。そういった「学び」においては、できるようになる人とそうでない人がいます。これは「頭」の良し悪しによるのではなく、実は「学び方」が正しかったかどうかにかかっているのです。

自分が、あるいは子供が学習障害だと思っていたら、実はそうではなく、ただ学び方が分からなかっただけだった・・・ そんなことがあるかもしれません。

この本は、小学校高学年以上向けとなっています。また同じＬ.ロン.ハバード氏の著書で、また高校生から大人向けの「基礎からわかる勉強の技術」という本も発売されています。

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