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読字障害について
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ディスレクシアの方のためのコンピュータの使い方

今回はディスレクシアの方のためのコンピュータの使い方TIPSをご紹介します。大学生向けに書かれていますが、参考になるものばかりです。

  • モニターがまぶしすぎる場合

    コンピュータで作業しているときなど、モニターがまぶしすぎることがあります。特に光感受性の反応を起こす人の場合は、深刻です。明るさのレベルを下げるか、サングラスをかけることをお勧めします。

  • スペルチェック

    スペルチェックのあるコンピュータは、大学生にとって最高のサポートです。どのコンピュータも、マイクロソフト社のWordなどに代表されるようなワープロソフトがついています。Wordではスペルが間違っている場合は、赤いアンダーラインが引かれ、その単語を右クリックすると、似ている単語のリストが画面に現れます。

  • 音声認識システム

    スペルチェックはとても便利な機能ですが、それでも問題がある場合は、音声認識システムがサポートしてくれます。代表的なソフトとして Dragon Naturally Speaking やIBMの Via Voice などがあります。このプログラムは話した内容を1語1語タイプしてくれます。その人独特の話のパターンやアクセントを覚えるための時間は必要ですが、付属の文章を読んで認識させるトレーニングプログラムがついています。指定されているよりも多く、その文章を読むことをお勧めします。あなたの声を繰り返し聞けば聞くほど、ソフトが声を認識する能力が上がります。

    Dragon Naturallu Speakingでは、自分のドキュメントを読むこともできます。これによって、あなたがどんな単語を多く使うか、プログラムが認識します。

    もしダンサーになるためのトレーニングや勉強をしているなら、次のような言葉がプログラムにインプットされるはずです。

    • 動き
    • 振り付けをする
    • パフォーマンス
    • バレエ
    • ミュージカル
    • 空間
    • ニジンスキー
    • ランバート
  • プリントサイズ

    文字を大きくする(例えばArial14フォントか16フォント)のもいいでしょう。

    ほかの人に提出する場合はフォントを12に戻せばいいのです。

  • テープレコーダー

    クラスでは、小型のテープレコーダーで講義を録音すれば、それを家で繰り返し聞いて、自分のペースでノートに書き込んだりすることができます。(ただし、教員の許可が必要です。)そうすればあなたがノートを取る前に授業が進行してしまうというプレッシャーも感じずにすむはずです。これは多くのディスレクシアの学生が用いている方法です。

    小型のポケットテープレコーダーを使って、声のノートも作れます。そして、それを後でタイプすればいいのです。これは“考える作業”と“書く作業”を分けるためのテクニックです。

詳しくはこちらをご覧ください。

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