イギリスの British Dyslexia Assosiation は、ディスレクシアの人々の代弁者として、ディスレクシアの人たちにやさしい社会を作るために、政府やその他の機関に呼びかけることを目的にしている団体です。

今回は、この団体ＢＤＡが提供しているプログラムを紹介します。

ＢＤＡのトレーニングのターゲットはディスレクシアの人、本人ではなく、彼らの周りにいる人たちです。このトレーニングでは、職場にいるディスレクシアの人たちを、どのように他の人がサポートしていくかを身につけ、考えていきます。

提供されているコースは６つで、所要時間は２時間から１日、プログラムはインストラクターが企業に直接訪れて行われます。

たとえば２時間のコース内容は以下のとおりです。

●対象者：

マネジャー、同僚

●提供されるサービス：

企業にディスレクシアの従業員をサポートする戦略と企業の効率を強化するための戦略を組み立てる。コンサルタントは「戦略」「ポリシー」「トレーニング」を作ることが可能。

これまで、ディスレクシア本人のための本やプログラムは、たくさんありましたが、このように周囲に理解を求め、サポートしていくプログラムもこれからは不可欠なのかもしれません。

>> 詳しくはこちら
http://www.bdaweb.co.uk/bda/index.html
http://www.bdaweb.co.uk/bda/downloads/taservices.pdf