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itoh.com News
Vol.218 Jul. 15, 2005
コミュニケーションはキャッチボール
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● 伊藤守の『長生きしようよ』 はい、息を吐いて
はい、息を吐いて。それからゆっくり考えよう。
子どもに泳ぎを教えたとき、
一番最初に教えたのは、水の中で息を吐くことでした。
水の中で、息は吸えないけど、
吐くことはできる、ということを教えました。
息子は、水の中で息を吐き、
アザラシやオットセイのように水面に顔を出し、
息を吸って、水に半分もぐったようなかたちで
いつまでも泳ぎ続けます。
2、3歳のころからずっとそうやって泳いでいます。
クロールも平泳ぎも教えませんでした。
だいたい、息子は習うのを嫌いますから。
彼は水の中で、ぐるぐる回ったり、
プールの底に寝そべったり、
グニュグニュ身体をくねらせたり、
回転したりしながら、いつまでも遊んでいるのです。
一緒にもぐっていると、ときどき音が聞こえてきます。
どうも息子は、息を吐き出すときに、
声も一緒に出しているようです。
「UGU〜 BUGU〜 BUZU〜」
私は、その音を聞いたり、
彼の動いているところを見たりしているのが大好きです。
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さて、これは講談社から出た
『はい、息を吐いて。それからゆっくり考えよう』の
出だしのところです。
今回、itoh.com News 向けに、ちょっと書き換えてみました。
夏休みに入って、息子はなぜか私の隣でよく寝ています。
それから、夏休みに入って、よく話をしてくれます。
いろんなことを。
夏休みって、なかなかいいなーなんて思いました。
だから、ちょっと書き換えてみました。
著者だから、いいよね、、、。
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● [ エディターズ・ルーム ] 7月15日更新!
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今週のお題は『死語』。
つい口から出てしまった言葉に、
まわりが反応して、大笑いされた体験はありませんか?
それはつまり「死語」。
「ナウい」とか「アベック」とか、、、。
ほら、これが死語だって知らなかったあなた、
気をつけてください。世代は移り変わっているのです。
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