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2006年03月04日
安心 関心 行動
なぜコミュニケーションか?
という話の中で、コミュニケーションを交わすことで、
手にするものはいくつかあるが、そのひとつは「安心感」。
安心感が大きくなればなるほど、物事への関心が高まる。
そして、それが行動へと結びつく。
人は不安になると、自動的に
次の不安因子を探してしまう傾向がある。
反対に、安心の醸成があれば、外に目を向け、
新しい可能性を探求しようとし、
自発的に行動に移ると思うというようなことを話します。
その反対側には、マッチポンプ。
不安がらせて、その逃げ道を用意し、そこに誘導する。
たとえば、勉強しないと、、、。
営業成績が悪いと、、、。
脳の中の人生 茂木健一郎著の中、
ジョン・ボールビーという心理学者が紹介されています。
彼は子どもの中にあるチャレンジ精神が発揮されるためには、
一定の条件があることを、明らかにしました。
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幼児の発達にとって、
父母などの保護者が与える心理的な「安全基地」の存在が
必要不可欠であることを見出した。
子どもは保護者が見守ってくれるという
安心感があって、はじめてその探究心を十分に発揮できる。
安全基地は保護者に守られるためにあるのではなく、
自由に新しい可能性を探索するためにこそある。
この「探索のための安全基地」の概念は
子どもだけではなく、大人における探究心のよりどころも
説明する 一般原理として注目されている。
感情のシステムが、安全基地が失われてしまったと判断すると、
探索する動機づけも低下してしまう。
歩き回っているうちに、繰り返し電気ショックを与えられたネズミは、
ついにはその場でじっとして動かなくなってしまう。
── 文中より ──
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父母や家族によって守られることは理想的です。
もし、祖父母がいて、愛情を受けることができれば、
「言われなき万能感」をもつでしょう。
しかし、それらがなかったとしても、
今ここで、会話の中に入ることができれば、
人とつながっているという「安心感」を体験することができるのだと、
ヌーバー言っています。
(『<傷つきやすい子ども>という神話』)
いずれにしても、コーチングには、
常に会話を通して、そこに安心感を築くという前提が
求められます。
いかに自分を安心させるか?
この課題に、コーチングは応えてゆく必要があるのだと思います。


