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2005年12月02日

たとえばゴルフでは

たとえばゴルフでは、「70%ぐらいの力でスイングしなさい」とか、
「80%ぐらいのスイング」とか、よく言われます。

しかし、自分が常に100%の力でクラブを振りたいと思っている選手は、
「クラブを思い切り振りなさい」というコーチのもとへ行き、

「思い切って振りなさい」

という言葉を聞くでしょう。

つまり、私たちは、自分の聞きたいことを言ってくれる人を探し出し、
その人のところへ行き、聞きたい言葉を聞くのが好きです。

もちろん、耳に痛いようなことを、わざわざ聞きに行く人もいます。
「どうして?」と思われがちと思われがちですが、
それだって、そのとき、それを聞きたいからです。
「耳に痛い」、「ショッキングことを聞きたい」
そういうことってありますから。
 
ところで、「人間の身体は、脳の指令を受けてそれに基づいて動く」、
そう一般には考えられています。

しかし、最近、友人におもしろい話を聞きました。

手の指を動かすとき、脳からの指令で指を動かしているのではなく、
すでに身体の方は、指を動かす用意ができていて、
指が動こうとしているときに、脳から信号が送られる。
脳が「動け」の信号を送っているというよりは、
指が動くとき、最終的に脳が同意している、
または、指の判断と脳の判断を一致させて、初めて動く、
そういうことが起こっているのかもしれません。
 
私たちが、行動を変えたり、考え方を変えたりするときには、
情報やイベントによってそうするのではなく、
最終的に、そこに必然性をつくるのかもしれません。

そういう意味では、私たちの人生に偶然はないのかもしれません。

Posted by itohco at 18:13 | トラックバック