« フィードバックその4 | メイン | Will »
2005年06月22日
疑うこと、信じること
疑うことは、誰にでも備わった能力です。
「疑う」の語源は、数字の「弐」で、
右か左か、正しいか間違っているか、
このように二極化して、物事をとらえることを意味します。
なんでも、とりあえず疑っておけば、安全は守られるわけです。
信じる。これは練習をして身に着けることのできる能力です。
疑うことは、誰にでもできます。でも信じるのは難しい。
携帯電話を持つようになると、
誰かと待ち合わせをしていて、ちょっとでも遅れると、
お互いに電話して安心させあう。
これだと、信じる力は育たない。
「来る」のを待つ。その間のさまざまな思い、感情。
それらを経験することなく、信じる力など育たないのです。
「待つ」。
その間の「もしかしたら」「もし」との葛藤を通して、信じる力は養われます。
その信じる力は、真の楽観性にもつながっているように思います。
Posted by itohco at 23:19
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.itoh.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/155
このリストは、次のエントリーを参照しています: 疑うこと、信じること:
» 信じることの大切さ from あるがままに
久しぶりの伊藤守さんblogからトラバです
疑うことは容易く信じることは難しい・・・
そうなんですよね
疑うことは本当に容易です
?を一個つけれ... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年06月25日 23:50