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2006年07月11日

ごきげんでいること

「ごきげんの法則」とか、「今日をごきげんで暮らす方法」とか、
ごきげんに関する本をいくつか書きました。

私は、社会に対する貢献とは、
できるだけ機嫌よくいることだと思っています。
不機嫌をやって、人に気をつかわせ、コントロールするのは、
あまりよい方法だとは思いません。

自分でもやったことはありますが、自信を失いました。

不機嫌やって、人を脅かすのは、
自分がどこか脅えているからなのだと思います。

そりゃ、怒ることもあるし、腹に据えかねることもある。
そのときは、その感情が通り過ぎるのを待たなければなりません。

または、害のない程度に発散させる。
間違っても、人に向けてはいけないと思います。

どんなに自分が正しいと思っても、人に向けるのは間違っている。

生きることは、自分の正しさを証明することが
目的ではありません。
そりゃ、自分の思ったようではないことに
いらつくこともあるでしょう。
それでも、それについて対話するのだと思います。

どれだけ時間がかかっても、
相手を理解するために時間をつかうのだと思います。
もちろん、自分を理解するためにも。

そういう時間をもつと、
他の人との関わりにも違いが生じるのを感じます。
自分に自信がもどってくるのを感じます。

それは、本当に晴れやかな気もちです。

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感動とは人間の中にではなく、人と人の間にあるものだ。

             ― ウィルヘルム・フルトヴェングラー ―
                   (ドイツ指揮者)

Posted by itohco at 17:05

コメント

私も、「ごきげんでいること」が、私にとっても私に関わる人にとっても、一番の貢献だと思っています。
しかしながら、時に腹に据えかねて、ジダンではないですが切れてしまいそうになることがあります。そういうときに人に向きそうになる矛先はどこに収めればいいのですかね。とう問題があります。

投稿者 クリ : 2006年08月08日 13:18