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2004年12月02日
コーチングとの出会い(2)
coachU からデービッドを日本に招いて、初めてコーチングセミナーを開いた
のは、1997年の夏でした。デービッドは奥さんのマリーンと一緒に
来日して、約3日間、弊社スタッフ向けに、コーチングのセミナーを行いました。
印象としては、それは、あまりインパクトのあるものではありませんでした。
コーチングは、コミュニケーションをベースとしたスキルです。コミュニケ
ーションそのものに、特に目新しさがあるわけでもなく、コーチング・スキ
ルにも、特に惹かれるものはありませんでした。コーチとしての考え方やあ
り方にも、特に大きな違いは感じませんでした。
これまでのように、「トレーナーやインストラクターは、相手に対して
プラスになる影響を与えるものだ」という立場にいると、なかなか理解できない
ものがあります。デービッドがいる間は、まだ理解が及びませんでしたが、
最初の「コーチ」と言う名前を聞いたときのインパクト、それから、なぜ、
今「コーチ」であり「コーチング」なのかということについて、考えている間に、
いくつかのパラダイムシフトがありました。
ひとつには、これまでの教育がマスに向けられていたのに対して、
個別対応が望ましいと思いながらも、コストのことを考えてあきらめているところが
ありました。しかし、この時代に適応力のある人材を育成するためには、
個別対応にシフトするのではないかという予感がありました。
コーチングの強みのひとつはテーラーメード、個別対応にあるのだと
思ったのです。
Posted by itohco at 10:55
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コメント
teach> to each
explain>(make it)plain
show> (make them see) how
以上、「教える」三態
投稿者 komasafarina : 2004年12月02日 23:38