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2006年08月10日

アンチエイジング ―老化は遅らせることができる―

ご存知のように、
50年前の50代と、
現在の50代では、老化度がまるで違います。

男性の平均寿命は、
50年前は58歳ぐらいで、今は75歳。
その差は20年近くあります。

50年前の余命年齢の計算方法は、
58歳 − { 75歳−(現年齢)}
となります。
この計算式で行くと、
私は50年前であれば37歳になります。

相変わらず、
「年相応と」とか、「枯れる」とか、
わかったような話を耳にしますが、
生物学的には、老化には介入できる余地が
たくさんあることがわかっています。

その内のひとつは、栄養療法です。
必要なビタミンやミネラル、たんぱく質、
アミノ酸を、バランスよく摂るわけです。
それもでたらめに摂るのではなく、
血液検査をして、自分に必要な栄養を補給する。

たとえば、私の場合、写真にあるようなサプリメントを
朝・昼・晩にわけて、摂っています。

朝のサプリメント
P1010293.jpg

昼のサプリメント
noonP1010302.jpg

夜のサプリメント
eveningP1010306.jpg


三番町ごきげんクリニックの澤登先生に
血液検査をしていただき、
それをもとに、私用につくってもらいました。

従来、体内のビタミンを測るのはなかなか難しく、
適正な量や種類も定かではなかったのですが、
澤登先生は分子栄養学を学んでいて、
従来私たちが受けている血液検査の数値を分析して、
必要な栄養素を見つけ出してくれます。

コレステロールとか、中性脂肪とか、肝機能とか、
普通の検査結果から読み取ってくれるわけです。
コストもほとんどかかりません。

それで、自分に合った(テーラーメード)の
サプリメントを調合してくれます。
また、これをずっと飲み続けるわけではなく、
途中でまた、チェックして
より自分に合ったものに変えていくわけです。


よくある、精神的に落ち込むとか、
風邪を引きやすい、皮膚が荒れるなど、
不定愁訴の原因のひとつに、
栄養のバランスが崩れていることが考えられます。

この20年でたらめにビタミンを飲んできましたが、
ようやく根拠のある取り方ができるようになって、
自分の老化を遅らせることに介入できていると思います。

「長生きしてどうするんだ?」

と聞かれることがありますが、
私にとっては、長生きそのものが目的であり、
いま一緒にいる人たちと、
それからこれから出会う人たちと、
楽しい時間をできるだけ長く体験したい。

そのために、私だけが長生きするだけではなく、
家族や友だちも長生きしてもらいたいと思っています。
だから、同じことを一緒にやっています。
なんでも、自分のことは自分でやれる125歳を目指して、、、

Posted by itohco at 18:28

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