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2006年08月18日
長生きとカロリー制限
先日の、坪田一男先生の講演についてのつづきです。
坪田先生の講演の中で、
CR(カロリック・リストリクション)という言葉が登場しました。
CRは、アンチ・エイジングの中では、特に大事な考え方です。
人間は、食べるものがたくさんあると、
安心して生殖し、次の世代にバトンタッチします。
しかし、氷河期のような時期には食べ物がないわけですから、
そう簡単に、次の世代をつくり出すわけにいかない。
そうなると、できるだけエネルギーの消耗を避け、
自分自身を、可能な限り生き残らせようとします。
その考え方を現代社会で応用する方法がCRです。
つまり、カロリーの摂取を控えめにし、
60%のエネルギーで生活する。
それが長生きにつながるわけです。
同じように、自分の心拍数を
週に6回、「220−(年齢×0.8)」まで上げると、
衰えのモードに入ろうとしているスイッチが、
「生きよう」という意志のスイッチに
切り替わると言われています。
確かに、生きる意志を自分自身に伝えるために、
言葉ではなく、心拍数を上げるというのは、
理解しやすいと思います。
Posted by itohco at 15:03
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