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2005年05月27日

お医者さんコーチ

お医者さんがクライアントをコーチする。
そのお医者さんたちのコーチを依頼されて
1年間続けたら、今日、彼らが神楽坂でご飯をご馳走してくれることになりました。

特にお医者さんだからといって
特別なコーチングがあるわけではありませんから、
トレーニングではいつものように、いろんなことを話します。

最初は「どうなるんでしょう、この人たち」という感じでしたが、
それでも、後半の方になると、
彼らの話につい引き込まれる瞬間がありました。

決して華麗なコーチングではないのですが、
時間の経過とともに、そこに会話ができあがっていく。
その話を聞くのはとても素敵なわけです。
 
最初のうちは「ビジョンはなんですか?」なんて
クライアントに聞いたところ、

「『わかりません』って言われてしまったんですけど、
そういうときはどう聞いたらいいんでしょうね」

なんて、私のクラスで聞くので、

「それで、君のビジョンは?」

なんて聞き返すと

「え!」とか「う!」詰まっていたのですが、
終わりの方は、そういう木で鼻をくくったような質問もしなくなって、
クライアントの方があれこれ話すようになってきて、
それが嬉しいと言っていました。
 
散々けなしていたのですが、
実は、私はときどき感動していました。

Posted by itohco at 17:16

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