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2006年05月26日

味覚

ヒトゲノム計画が終わって、
いろいろなことが解明しつつあります。
その中で、人間の味覚に関する遺伝子も見つかっています。
味覚には、酸味、甘み、辛味などがあるのですが、
昔から日本人は「旨味」という味覚をもっていました。

しかし、世界的にはそのようなものはない。
特にアメリカ人。

遺伝子の解析が進んで、
実は旨味を感知する遺伝子が見つかりました。
それでもって、なんと、アメリカ人は、
その遺伝子がやけに少ない。

これを聞いて、私はとても喜びました。
前から私はアメリカ人の味覚に問題があると思っていたのです。
すし屋に行って、寿司に醤油をつけるさま、わさびの量。
「おいしい」なんて言っていますが、
本当には味なんかわかっていないんだと言っていました。
それが、証明されたわけです。

もちろんアメリカ人が優れている部分もあるのです。
ただ、味覚については、お話にならないということです。

最近では「旨味」を「UMAMI」と言うようになったんだそうです。
 
1970年代や80年代に自分が言っていたことが、
最近、いろいろなところで証明されてきて、ちょっと興奮気味です。

事実とその捉え方、解釈について。
思っていることが実現するということ。
真実は捉えられない。
私がそう思うから、世界はそう見える。
だいたい、好き嫌いで動いている。
知性ばかりが理性じゃないよ。
 
やっぱり、トマトを食べて、おいしいと感じられる人と、
そうじゃない人がいるんです。 
でも、それは味覚の問題だけじゃない。
味は、こころのあり方でも変わるんです。
まだ、証明されていないけどね。

でも、みんな知っている。

Posted by itohco at 15:26

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