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2006年03月15日
自分と自分以外のもの
ポジティブ・シンキングとか、共感、感動、未来志向、
いろいろな考え方ややり方をもって、
人の成長やモチベーションを高める試みがなされています。
最近つくづく思います。
それらがなかなか定着しないのは、対象となる人と接するときに、
その人個人に、あまりにも焦点を当てすぎてしまう点に
あるのではないかと。
人はひとりで生きているわけではなく、
人が生きているということは、関わりの中に生きているのであり、
一人で生きているという前提で扱うことに、所詮無理があるわけです。
近代文明をつくってきた西洋の考え方の特徴は、
まず、自己と自己以外に分けて考えます。
たとえば日本語にはネイチャー（自然）という言葉がありません。
自然は、もともと「ジネン」といわれており、
たぶん、ネイチャーに対する「自然」は、
当て字だったのではないかと思います。
日本人は、自分と自然を分けて考えていませんでしたから、
山を踏破するとか、自然を守るとか、そういう発想がないんですね。
自己が自分以外のものを、客体化して、
自他分離的な考え方をしなかったのだと思います。
自他分離的な思考法には、大きな限界があります。
それについては、また明日、続きを書きます。
Posted by itohco at 19:26
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Age is not a particularly interesting subject. Anyone can get old. All you have ... [続きを読む]
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コメント
不思議．．．今読んでいる本と似た内容！
明日の書き込みが楽しみです．．． ^-^
投稿者 Leslie : 2006年03月15日 21:12
はじめまして。。。『こころの対話２５のルール』読ませていただきました。何だか、気持ちが軽くなって、自分が、癒されていくのを感じました。私が長い間考えてきたことを、というより、悩んでいたことを、一つひとつ、「たとえばそれってね・・・、」というふうに、傍で聞いてくれたり一緒に考えてくれたり、そうしてもらってくれてる気が、しました。
ちょうど、私は、「話を聞いてあげなきゃ」と思い続けてそれができずにいた弟がいたので、先日お見舞いに行き、話を聞いてくることができました。それは私にとっても、長い間の心のハードルでもあったので、私の近況ではなく、彼の気持ちを聞くように努め、手を握り・・・そんな時間を過ごしてきました。何かできるとしたら、今の私にできる＊精一杯＊を、まだ心から笑い転げることができない弟も、感じてくれたと思います。
長くなりましたが、私も文章を書くことが好きです。拙い文章ですが、《私の今の軌跡》を綴れるなんて、私にとっては、ある意味家計簿より大事・・・。だからお金が貯まらないのでしょうね＾＾） 私はいくつかの病気で、何度か入退院を繰り返しここまできました。でも、先生がご本のなかで書いてらっしゃるように、〜できるときに、できることを、誰かにしてあげる〜ということ、私、ひとつできた気持ちです。素敵なご本との出会い、そして、先生と、本を通して出逢えたことに、私の笑顔を、パソコンを通して贈らせてください（＾＾♪
投稿者 ターコ : 2006年03月16日 17:19
